7月23日午後5時48分頃、都内の吉本興業東京本部を訪れた加藤浩次さん。今回の一連の騒動の流れの中、宮迫博之さんと田村亮さんの緊急会見を見て、自分が感じた部分から意思を表明してこの度の大崎会長との面談になった。
自分がメインキャスターを務める「スッキリ」は加藤さんの率直な意見が盛り込まれ各報道に関してもオリジナリティがあり人気の番組。その立場からこのような行動を起こすまで許せなかった部分はなんだったのだろうか。
加藤浩次スッキリ激白
加藤浩次さん・プロフィール
加藤浩次(かとうこうじ) 1969年4月26日北海道小樽出身・血液型O型。1988年に上京し、大道具などのアルバイトを経て1989年4月、佐藤B作率いる養成所「闘魂塾」へ入団。そこで山本圭壱と出会い「極楽とんぼ」を結成。1989年8月・バッタモン倶楽部オーディションに合格し吉本興業に入った。2001年に元女優の緒沢凛と結婚している。
加藤浩次 ニュースキャスター
毎朝気になった記事や事件はインターネットで自ら調べ、台本に書き込みをしている。
「スッキリ」では一般紙からスポーツ紙まで、毎朝ほぼ全て目を通した状態で放送に臨んでいるという並々ならぬ努力の持ち主。
他局の放送番組も視聴している学ぶ姿勢と番組に対する責任感は、もう以前の「めちゃ2イケてるッ!」の激怒キャラの加藤浩次さんではなく仕事に対する使命感と共に人間的成長もかなりしていることでしょう。
そんな加藤さんだからこそ今回は譲れない気持ちがあったのだろうと思う。
加藤浩次事務所設立
今回の会談は平行線で持ち越しになったようだ。吉本興業の大崎会長はあまり世間に出ておらず知られていないが、吉本興業は大崎会長が全力を投じて作ってきた会社、これに関しては松本人志さんも「大崎会長がやめたら僕もやめる。」と言い切っているように今までの吉本興業の業績は大崎会長ありきのようだ。
今回の加藤さんのやめる発言は、今まであった色々な事がこのキッカケで出たようで以前にも加藤さんは明石家さんまさんに独立の話を相談していたと言われている。
若手の事を考えての今回の加藤さんの「体制を変えなければ辞める。」の発言には宮迫博之さんと田村亮さんとは別に、今までの思いや別の若手芸人に対する思いも含まれているのと、吉本興業の中でも異色の経歴を持つ加藤浩次ならではの兄貴気質が表面化された内容だと言える。
加藤浩次と大崎会長
今回、吉本興業OBの島田紳助さんが週刊文春のインタビューに答えています。
大崎会長はカリスマ的な存在、クリエイティブな能力の持ち主、大崎会長が辞めたらみんな辞める。とまでの発言。
宮迫博之さんと田村亮さんの緊急謝罪会見から始まり、加藤浩次さんの「体制を変えなければ辞める。」発言は加藤浩次さんなりの様々な思いが交差しての発言、大物達が多くなった今の吉本興業ではファミリー感ではなく大組織としての見直しが必要とされている時期なのかもしれない。
問題が大きすぎて終息にはまだまだ時間がかかる内容です。今後の加藤浩次さんの考える方向性もどちらの立場にしても良いようになって欲しいと願うばかりである。