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神戸の美容室スクリーンに実際に行った感想!口コミや評価まとめ!

神戸市三宮町の路地裏に、2014年2月にオープンした美容室「SCREEN」があります。

老舗の高級店舗や、ハイブランドが立ち並ぶ街並みは、若い層から年齢の高いおしゃれな人々が優雅に買い物をする街として知られている場所です。

今回は、美容室の多い激戦区と言われる神戸の場所で、いつも満席の美容室「SCREEN」の魅力や感想、口コミや評価もまとめました。

SCREENが人気なのは技術?

2019年に発症したコロナウイルス感染症の影響を受け、神戸三宮の街も人通りがかなり減っています。

どの業界も大打撃を受け、美容室では”クラウドファンディング”や”年間チケット制”など新たな方法でお客様の確保する店舗が増えました。

そんな状況の中、いつもと変わらない営業形態で、いつも満席の美容室が「SCREEN」です。

SCREEN」の評判は、カットや毛染めが上手などの声に他に、長年悩んでいた自分のくせ毛を素敵に仕上げてくれて悩みが解消された方も多いようです。

技術面で満足しているお客様がとても多い「SCREEN」のスタイリストは、美容業界でも有名な賞を受賞しているんです。

2015,9
WELLA TRENDVISION JAPAN FINAL グランプリを受賞
2016,10
WELLA TRENDVISION JAPAN FINAL グランプリを受賞
2016,11
WELLA TRENDVISION 世界大会バルセロナで日本代表としてSILVER AWARDを受賞
2017,11
日本最高峰の美容のアカデミー賞JAPAN HAIRDRESSING AWARD 大賞部門に初ノミネート
2018,11
日本最高峰の美容のアカデミー賞JAPAN HAIR DRESSING AWARD 大賞部門 グランプリ

美容師業界は人気の職業ですが、技術をつけるのに毎日の練習が壮絶です。

そしてライバルも多く、年々技術のレベルも上がってきて”カリスマ美容師”と呼ばれる人も増えてきました。

そう考えると、「SCREEN」の技術が優れていても競合が多いはずです、いつも満席というのには他の理由もありそうです。

SCREENが満席の理由は?

SCREEN」に通い出して4年になりますが、この間空席があった日は1回だけです。

その日は珍しく、誰もお客様がいなくて貸切状態で驚いたのですが、帰る頃には満席になっていました。

どうやら時間帯がたまたま空いていたようです。

行くたびに「どうしてこんなに毎回毎回いっぱいなんだろう?」と店内を見回し、お客様の声やスタッフの雰囲気、動きなどを思わず観察してしまいます。

そして、初めて「SCREEN」に来た日のことを思い出してみました。髪のスタイルというのは、毎日向き合わなければいけないので、スタイリングが決まらないとテンションも下がった一日になります。

ましてや、カットして思うようにいかなければ、髪が伸びるまで最悪の日々が続くので、初めての美容室というのは少なからずも緊張するものです。

ある人の紹介で「SCREEN」に来たのですが、入った瞬間”初めて”という感じがなく、通い慣れた場所というのでもなく、何かこの空間に自然と溶け込んで緊張感や違和感が全くなかったことを思い出します。

きっとこの感覚は、他の方も無意識に感じているのではないでしょうか、この感覚的な空気の暖かさが、満席になる理由のひとつような気がします。

SCREENのおもてなし

そして「SCREEN」には常連のお客様がとても多いんです、トレンド感のあるスタイリッシュなお店ですが、年齢層も幅広いお客様。

毎回感じるのは心地よさと、安心感、そして主張されすぎない「主役感」、さきほどの空間に自然と溶け込む感覚的な空気の暖かさです。

それは、意識しないと分からないくらいの、無意識的なスタッフの気配りではないかと思います。

スタッフの気配り

●スタッフの会話のトーンがほとんど同じ

●動きのスタンスは物静かでゆるやか

●細かいところまで常にお声がけ

●さりげない笑顔

●お客様に喜んでもらうにはどうしたらいいか

スタッフ全員が、この「SCREEN」という空間にに入ったお客様に、心地よく過ごしていただこうと考える”最大のおもてなし”をしてくれているように思います。

ガチャガチャしていると落ち着かないし、お客様としゃべる声が大きく甲高いと他の方の迷惑にもなります。

そのことを十分理解して、お客様に心地よく過ごしてもらうためにはどうしたらいいか、細かいところまで考えているのがよく伝わってきます。

そして、お客様とスタッフの会話の中で「〇〇したら、お客様が喜んでくれるかなぁと思っています。」という話がよく聞こえてきます。

常にお客様のことを考え、どうしたらいいかをみんなで考えているのでしょう、ひたむきなスタッフの姿を垣間見ると自然に応援したくなってきます。

長年通っている常連のお客様も、「SCREEN」というお店のファンなのだと思います。

誇張せず、押し付けること無く、このような”おもてなし”がお客様一人一人に、お店まるごとスタッフ全員でできているのには、本当に毎回感心させられます。

個性の強い美容業界で、こんなにもスタッフ全員が同じ方向に向っている、”向かう先”はなんなのだろう・・・と思った時に、鏡前の1冊のBOOKに目が行きました。開いたこのBOOKは、手作りの「SCREEN」の軌跡でした。手書きでコメントがぎっしり書かれ、思い出の写真もたくさん貼られています。スマートなパンフレットが置かれている方が似合いそうなこの場所に、手作り感満載のあたたかいオリジナルBOOKが置かれていました。

オープン当初から現在も、ずっと綴られている「SCREEN」の軌跡は、スタッフ全員で「SCREEN」を創り上げてきた様子がよくわかります。

ひたむきに努力を積み重ね、みんなが頑張っていることも伝わってきます。

そしてなにより、みんなが楽しい表情をしていました。

SCREENのオーナーはすごい人!

BOOKを読み終えると、いつも担当してくださる福井優生さんに「最後まで見たいただきありがとうございます。」と空気と一体化する声で言われました。

そしてその時初めて、「SCREEN」のオーナーを知り、オーナーの神谷翼さんが美容業界ですごい人なんだと知りました。今現在は「SCREEN」以外の美容室に行きませんが、髪の癖が特殊なので色々な美容室を渡り歩きました。

行った先に、オーナーがスタイリングをしているとすぐに分かるものです。

周りもそのような雰囲気になっているし、オーナーが特別にカットしているよオーラがお店のステイタスになっているので。

なぜ「SCREEN」で今までオーナーを知らなかったのか、気づかなかったんだと思います。

オーナーの神谷翼さんがお店の空気に馴染みすぎていたので

神谷翼:人気サロンに入社し、当時の最短記録の早さでスタイリストとなり、色々な経験を積んで30歳を目前に神戸で独立。

ゼロからのスタートでありながら5年で2店舗展開、スタッフは17名に。

アシスタント時代、誰よりも練習したという自負はあります。

ブローの練習のしすぎで肩が上がらなくなったりしましたね。

まだ20歳そこそこなのに四十肩みたいな(笑)。

家に帰ってからも練習ばっかりしていました。

クランプを取り付けるためのテーブルを買って、毎日毎日ウィッグと格闘した結果、家中、毛だらけに。

遊ぶ暇もなかったのでウィッグが恋人のようになり、気づいたら一緒に寝ていたこともありました(笑)。引用元:tb-net.jp

神谷翼さんは岡山県の出身で、神戸には知り合いもいなかったそうです。

知り合いもいなく、馴染みもない神戸の街で、奥様のKaoriさんと美容室を始めることを決意し、スタイリストとして初めに声をかけたのが福井優生さんだそうです。

福井優生さんは東京出身で、神谷翼さんの声をかけられ、決意を固め東京を後にする時に、「東京に帰る時は、自分がハサミを握らなくなった時。」という覚悟で神戸に来たんだそうです。

今は、常に満席の「SCREEN」ですが、福井優生さんはオープン前にアンケートを作り、三宮のセンター街で声をかけ、アンケートに答えてくれた人には自分で買った”ホッカイロ”を渡すという怪しげな努力をされていたようです。無事にオープンはしたものの、お祝いの花ばかりでお客様がいないのでお花屋さんに間違えられたこともあったんだそうです。

そんな中、福井優生さんのアンケートに答えてくれた人が「本当にオープンしたんですね。」とお店に来てくれたそうです。

その小さな小さな繋がりを必死に繋いで、今の「SCREEN」になったんだと思います。福井優生さんは「本当に必死でした。」と当時を振り返リますが、全く必死には感じられない穏やかな空気感で話します。

コツコツと確実に繋いできた人のつながりが、今の「SCREEN」への道となったようです。

神谷翼:昨年(2018年)JHA大賞部門でグランプリを受賞した時、常連のお客様からお祝のお花と手紙をいただいたのですが、その中に「デザインが素晴らしいのはもちろんですが、いつも神谷さんが本気で美容に臨んでいる姿を見て、自分の人生に置き換えて考えさせてもらっています」と書いてあったんです。

技術や接客を武器にするのは当たり前ですが、自分がサロンワーク以外で取り組んできたクリエイティブ活動がお客様の心に深く響いたのを知り、それもひとつの僕たちのサービスになったんだなと思いました。

それはお客様に直接見えていない時間がサービスになることが明確になった瞬間で、とてもうれしかったですね。

自分の仕事をすべてお客様にお伝えすることはサロンワークにつながりますし、それがSCREENの強みだと思っています。引用元:tb-net.jp

あるインタビューで、神谷翼さんはこのように言われていました。

想いが繋げれる
想いを膨らませれる
スタッフを信じて 頑張る

神谷翼さんは、常にスタッフの未来幅を考えているようです。

神谷翼哲学とも言える、神谷翼さんの教えはしっかりとスタッフに伝わり、同じ方向に向かっているんですね。

そして、2014年2月「SCREENオープンから7年東京銀座に「SCREEN GINZA MAISON」を出店しました。

SCREENの新店舗はどこ?

2014年2月「SCREEN」オープン当初、神谷翼さんは「2年以内に2店舗目を出す。」と言われていたそうです。

その公言通り、神戸市中央区伊藤町に「SISTER.BY SCREEN」を出店。

そして7年目の2020年5月、東京の銀座に「SCREEN GINZA MAISON」を出店しました。

世界中が新型コロナウイルス感染症で、どの業界大変な時期に、神谷翼さんは着々と準備を進め、内装もすべて自分でデザインしたんだそうです。

住所:東京都中央区銀座6-3-18 La・La・Grande GINZA 3F
TEL:03-6887-0281
SCREEN GINZA MAISON HP

そしてさらに勢いがついてきます。

2020年6月全国に10サロンしか選ばれない、dyson の「プロフェッショナルサロン」に
SCREENGINZAMAISON. / SCREEN / SISTER.BYSCREENの3店舗とも選ばれます。

すべての店舗はdyson のドライヤーを使っていて、髪を傷めるることなく乾かしてくれて、サラサラつやつやになります。SCREENで使っている、dysonのドライヤーはこちらから購入できます。

2020年6月には「WWD JAPAN 」のWEB MAGAZINEにインタビュー記事を掲載Yahooニュースにも掲載されました。美容業界誌にも次々に掲載され、2021年1月には神谷翼さんの初の著書THE CUT DESIGN VARIATION』が出版されています。すごいスピードで進化をし続ける「新鋭SCREEN」。

しかし、神戸の「SCREEN」では、お年を召された常連のお客様が「東京のどこに出したの?私行くから。どこ?」という会話があちこちで聞かれる、ご近所的な和める空間です

7年かけて繋げてきた繋がりは変わることなく繋がり続け、神戸〜東京から次はどこまで繋がっていくのでしょうか。

きっと海外の遠い国へ行ったとしても、常連のお客様は「どこに出したの?私行くから。どこ?」というご近所の和める会話が聞かれることでしょう。

SCREENの口コミと評価

「東京に帰る時は、自分がハサミを握らなくなった時。」と言っていた福井優生さんは、「まさか店舗を出して東京に行く日がくるなんて。」と、とても謙虚に話します。

がむしゃらとか、必死にとか、根性で!!という言葉とは無縁に見える「SCREEN」のスタッフの人達。

あからさまに表すことはなくても、ひたむきに、謙虚に、努力し真剣に仕事に取り組む姿をお客様は知っています。

あたたかく迎えてくれた分、こちらも応援しようと自然に思えるヘアーサロンです。

SCREEN公式HP

HOT PEPPER Beauty

HOT PEPPER Beautyの評価は4.96という高評価。

口コミのお客様満足度も評価5.0で、技術の優れた美容師が揃っているようです。

●技術とセンスは間違いなく、私のクセを活かしていつもステキに完璧に仕上げてくださって絶大な信頼を置いています。

●髪染めもカットも大、大、大満足しています(^ー^)今まで行ったことのあるどの美容院よりもきれいな仕上がりでまた来たいなと思いました!

●丁寧にカウンセリングしてくださり安心して任せることが出来ました。スタッフの方も皆さんいい雰囲気で仕上がりもカットもカラーも期待以上に好きな感じに仕上がり大満足です。

●いろいろ相談に乗ってくださり、丁寧な施術とイメージ通りの仕上がりにいつも満足しております。

●地元が関東で、神戸でたくさん美容室がある中悩んでいたら、地元の美容師の友達からオススメされて初めて行きました。カットもとても繊細でセットもしやすく、シンプルかつおしゃれにしていただき親子共々大満足です!

機会があれば是非行ってみてください!