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ライオンキング 実写 動画と感想!興行収入約14億500万円好スタートの理由

7月には「アラジン実写版」を見て心温まる感動と煌びやかな装飾に目を奪われ、かなりテンションが上がりました!

その時に予告編を見て絶対に観る!と決めていた「ライオンキング実写字幕版」を見てきました。期待以上のスケールの大きさに感動した内容をまとめました。

上映時間は119分。主題歌『サークル・オブ・ライフ♪』

ドナルド・クローヴァー&ビヨンセ『愛を感じて♪』 挿入歌『ハクナ・マタタ♪』

主な登場名:シンバ・ムファサ(シンバの父)・サラビ(シンバの母)・ナラ(シンバの友)
スカー(ムファサの弟)・ザズー・ティモン・プンバァ

壮大なアフリカの大地から始まる

『サークル・オブ・ライフ♪』の歌声とともにアフリカの大地、群がる動物たち、
いや、決して群がっているのではなく自らの意思で集合している動物たち
そこに掲げられたシンバの可愛らしい表情と喜びひれ伏す動物たちの
精度の高い演出にまず感動!スケールの大きさに心が癒される始まりです。

アニメ版と同じあらすじ

あらすじのおさらいをしますが内容はアニメ版と変わらず、
国王ムファサが守り続けてきた国をシンバに引き継ぐ準備をし、
王とは何をするべきか、恐怖とは何か、生き抜くための食物連鎖などを教えていきます。

その一方で、ムファサの弟スカーが王の座を狙い、タイミングを見計らいながら
ムファサとシンバ常に狙いながら計画を企て実行していきます。
父親の死を自分のせいだと思い込まされたシンバは国を去り、
新たな土地でティモンとプンバァに出会い穏やかな自分の居場所を見つけます。

やがて成長し穏やかに暮らすシンバ、その頃以前の王国はスカーの独裁により
動物たちはいなくなり、食べ物もなくなり崩壊の窮地に。
我慢をしながら成長したナラが助けを求めて国から脱走します。

そこでシンバと再会し、葛藤しながらも王国を守る指名を取り戻したシンバが
国に帰りスカーと戦い国王になるという内容です。

実写版の見所

動物好きにはたまらない映像です。ムファサの毛並みからシンバの猫感ある幼い時、
親子で座るライオンの後姿には、人間の父と息子の姿がかぶり偉大な父親像が感じられます。
動物たちの表情の豊かさも素晴らしい物があります。

興行収入約14億500万円好スタートの理由

 
内容はアニメ版と変わらないですが、実写版はリアルに伝わってきます。
まだ幼いシンバが子供扱いされたくなく、認められたい思いで危険な事をした時
父のムファサは怖く厳しくもそれ以上に優しく包み込む姿には、
本来人間社会で難しくなってしまった威厳と優しさのバランスを単純絶妙に描いているように思いました。

また、自分の子供を守るムファサの懸命な姿と、子供が危険に晒された時に感じた恐怖を語る
姿はどの生き物も大切に守る者、その守る者に何かあった時には
とてつもない恐怖感や悲しみを感じる事を素直に深く納得させられます。

国王としてシンバに守るべきもの、そして誰に敬意を払うべきかを教える場面では人間社会で
忘れてしまいがちな基本的かつ大切な事を「忘れてはいけない」と教えられてるようでした。

ストーリーは全体的にゆっくりゆるやかに流れていきます。遅すぎるとの声もありますが、
慌ただしく激しく情報が溢れるこの世の中で私は監督ジョン・ファブローの現代社会における
計算されたストーリー性だと感じました。ゆっくりと優雅に正しい道、信じた道を進めばいい、それは「忘れるな自分が何者か」この言葉も感じました。

一人ぼっちになったシンバが砂漠を歩くシーンでは誰もが抱く孤独感、
また、仲間という存在あり方をティモンとプンバァが明るくユニークに表現するシーンでは
映画館に笑い声が聞こえ「ハクナ・マタタ」は誰もが覚えて帰る歌となり
クヨクヨしてもしょうがない!と明るく教えてくれます。

最後になりましたが、ナラの存在は大きいです。守るべきものは何か、自分が誰なのか、
教えてくれるのは「愛」。勇気や挑戦も愛する人、愛する人達を守るためならできる。
その愛情表現を幼い頃から描いているのがナラとシンバのシーンです、
「愛」の大切さが素直に描かれていて、愛する人がいる事の素晴らしさを教えてくれていました。

まとめ

いかがでしたでしょうか、単純なストーリーですがたくさん教えられる事がありました。
忘れていた素直な生き方を思い出させてくれた5つ星の映画でした。
まだご覧になってない方は色々な視点から見てみてくださいね♪ハクナ・マタタ〜♪